活動概要
ＮＰＯ法人 あなたの街の応援団
当団体は精神科の訪問看護経験がある看護師や心理士を中心に相談支援専門員等の専門職や民生委員など地域サポータでチームを形成し、本年度７月法人化したばかりの団体です。
現代人は多くのストレスを抱えて、こころの病に悩んでいます。子育ての孤立、高齢者の孤立、精神や身体の病気での社会的塀害、経済格差、などさまざまです。特に宮崎県は自殺者割合が高く２年連続ワースト３位です。その原因は複雑ですが健康問題が１位に上げられ身体や精神の病を気にしていたという結果が出ています。その背景は孤立があげられ、そして家族がいても「こころは孤独であった」という結果が出ました。その「こころの孤独」に寄り添うため４つの事業を展開中です。
１「かかりつけ看護師相談事業」
電話での相談を中心にうけたまわっています。最近は、電話相談よりも、ご自宅へお伺いしたり、入院中の不安を聞く等、訪問支援が多いです。
２「えん結びネットワーク活動」
月１回当団体のメンバーが地域に出向き、水引で梅結びをつくるワークショップを開催し、自殺やいじめの予防活動をしています。活動中にコミュニケーションを図り、個別の悩みを聞く機会となり、かかりつけ看護師相談の糸口にもなっています。
３「大地の力を食べよう食育事業」
障害者生活支援センター【ぽかぽかサロン】で月２回、障害者と共に調理し一緒に食事をしています。
４「当事者支援事業」
「弱さを力に」精神病を患った方お互い話ができるよう支援しています。
相談者から「精神病をもっていても、社会の役に立ちたい。病気であってもよりよく生きたい」という心のメッセージを強く感じます。そのような方々の声を拾いあげるばかりではなく、弱者といわれる方々の代弁者として行政や地域住民に思いを伝え、繋いでいく活動をしていくことが私達の役割だと思っています。
又、自分を助ける力＝自助力の再確認のお手伝い、近所とつながって助け合う力＝互助力構築のお手伝いをすることで安心して暮らせる地域づくりを目指します。
